医院紹介
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院内感染予防
医療品質管理の徹底
昨今、歯科医院における感染症への予防対策の意識の低さが新聞やニュースで問題になっています。患者様ごとに器具の滅菌を施している歯科医院は全国の3割に過ぎず、約7割の歯科医院で治療器具を滅菌せずに使いまわしているとの統計が出ています。
当院では万全の滅菌体制を構築し、院内感染予防対策を徹底しておりますので安心して治療をお受けいただくことが可能です。
滅菌器クラス別分類
クラスN
非包装の固形物は滅菌可能機種です。
従来より歯科診療に導入されてきたのは、このクラスに当たります。
クラスS
バキューム機能を備え、蒸留水の蒸気を注入できる機種です。
滅菌前および乾燥時に真空状態を作り出し、ハンドピースやインプラント器具などの中空物(包装されたもの、非包装のもの)の内部まで滅菌できるクラスです。
クラスB
バキューム機能に加え純水の蒸気を注入する機能を持つ機種です。
滅菌前に真空と蒸気の注入を交互に繰り返すことによって、チューブ状の内部や多孔性材料内部の残留空気を抜き、蒸気を細部のおくまで行き渡らせる機能を備えています。あらゆる種類の被滅菌物を安全に滅菌できる性能を有します。
当院ではクラスBの滅菌機を使用しております。
滅菌処理の様子
病気の人の歯の削りかす、血液やだ液が、いろいろな機械器具を介して、感染症を引き起こす可能性があることは、以前から様々なメディアで取り上げられております。
この中には、HIVやB型肝炎、C型肝炎などの危険な病気も含まれており、近年様々なウィルスによる院内感染が問題となってきています。
当院では患者様のお口に入る器材は、ひとりひとり交換し、徹底的に滅菌処理を施しております。
STEP1 器具の洗浄
使用した器具は洗浄の器械を使用し、専用の洗剤で細部まで洗浄します。
STEP2 滅菌パック
洗浄後は滅菌パックに器具を入れ滅菌の準備をします。
STEP3 滅菌
滅菌器で滅菌し院内感染予防をしております。
当院の器具はひとりひとりすべて交換しているため、安心して使用できます。
治療・消毒用滅菌水
当院では最先端の医療機器の導入は勿論のこと、診療で使用する水(お口の中に入る水)をすべて除菌水にすることで患者様が安心安全に歯科治療をお受けいただけるようシステムを構築しております。
安心・安全な殺菌治療水を生成する装置「ポセイドン」
ポセイドンは、水道水に含まれる「塩素イオン」を電気分解し、中性の次亜塩素酸水(HClO)を作り出して、水道水中の残留塩素濃度を補正する装置です。
水道水のみを使用することや、生成水が「中性」であるため歯科ユニットの水配管を傷めにくいことなど、治療水の水質を衛生的に保つための優れた特徴を備えています。
当院では、院内感染予防対策として「ポセイドン」を導入し、
院内のコップ水から手洗い水まで、すべての場所で使用しています。
ポセイドンの特徴
- 水道水のみを原料とし、電解中性機能水が生成できる
- 院全体に通水させることにより配管内の細菌などの繁殖を抑えられる
- 治療環境を衛生的に保てる
- 除菌作用がある
- 人体に無害